Information 陸修偕行社からのお知らせ
2024.09.11
【支援報告】施設学校での講話について(本松講師)
陸修偕行社会員であり、元西部方面総監の本松敬史OBは、8/17(水)午後、陸上自衛隊施設学校(圓林栄喜 学校長/勝田)の職員100名に対し、演題「我が国を取り巻く安全保障環境を踏まえた防衛体制(隊務運営)等の在り方について」の講話を実施いたしました。
講話においては第8師団長や西部方面総監等を歴任した経験を踏まえ、地政学的観点から我が国の昨今の安全保障環境の状況、また「意志」、「能力」、「トリガー」で考察した中国による台湾進攻の可能性等、そしてそれらをもとにした南西防衛態勢における「抑止力」と「対処力」について説明した。また、部隊の服務指導の観点から施設科隊員としての隊務の在り方としての「献身と強かさの堅持」、「部隊を氷山にたとえた教訓」、「3つのコミュニケーション」について隊員への期待を込めて熱く語られました。
また職員の皆様からは「我が国が地政学的に国際社会の平和と安定のため極めて重要な場所であることを再認識した」、「ウクライナ紛争における工兵作戦の重要性について理解した」、「南西防衛体制強化の必要性があり施設科が担うべき使命、講師からの期待を理解できた」、「今後、本松元総監の講話があれば是非拝聴したい」等々の感想が寄せられました。